昭和国産腕時計 自動巻 オリエント レーサー 21石グレー文字盤

マジックレバー式の自動巻きで、クリックボタンによる日付の早送りの出来るキャリバー1942の21石を搭載するオリエント　レーサーになります。1971（昭和46）年頃に製造販売されました。耐震装置にセイコーのダイアショックを使用したブリッジ型のテンプ受けなどセイコーのOEM製品ではないかと思われます。この時期はセイコー亀戸製品との関わりがあったのではと思うのは私だけ？でしょうか。出品個体はグレー文字盤でシミや傷のない良好な状態です。3時に日付、9時に曜日のカレンダー枠があるのが特徴です。曜日の表示は例えば土曜日がSAT6とあるように曜日+数字が入ります。ラドー等の舶来腕時計のカレンダー表示にも同様の表示がありますので影響を受けていたかもしれませんね。数字の意味は良く分かりませんが数字が入るだけで不思議とカッコいいと思いませんか?　 それはさて置き、プラスチック風防の状態も良く綺麗です。ケースには使用傷があります。修繕履歴は不明です。社外品の金属ベルトを着けていますが、私は、NATOベルトを着けてプチミリタリー感を楽しんでいました。アメリカ製品で良く似たケース形状のミリタリー腕時計を真似ていました。