古伊万里 染付 撫子紋 猪口 白洲正子さん旧蔵同手

白洲正子さんも愛した、古伊万里染付撫子紋の猪口です。 やわらかな柚子肌に、風になびく撫子が淡い染付で描かれています。反対側には飛ぶ蝶を描いています。 撫子のイメージは、はかなさ、繊細さですが、風にも折れない、しなやかさも兼ね備えています。この猪口を見ていると優しい気持ちになれます。 白洲正子さんの著書「器つれづれ」や「白洲正子 私の骨董」等でも紹介されている、探してもまず見つからない猪口の一つです。 画像のような口縁の釉抜け、引っ付き、貫入に紛れたニュウ、高台にホツ等がありますが稀少な猪口です。 冷酒なら問題ありません。昔は最高8万迄いった猪口です。 サイズは、口径7.3✕高さ6cm位です。