新春 牧美也子の名作 りぼんのワルツ 虹にねがいを 別冊４冊セット

集英社「りぼん」の 昭和38年５月号～翌年12月号に連載された 「りぼんのワルツ」 38年10月号・39年10月号ふろくと 40年２月号～翌年11月号に連載された 「虹にねがいを」の 40年11月号・41年３月号ふろくの４冊セット バレリーナをめざす少女マミと ３つの家を巻き込む出生の秘密 母子の愛を絡めた「りぼんのワルツ」は 名作「マキの口笛」に続き連載され大ヒット 次いで連載された「虹にねがいを」は 少女カコと彼女を教える滝典子との 出生の秘密を縦糸に バレリーナとしての成長を横軸に描かれ これも大ヒットしました 貸本向け単行本「母恋ワルツ」で東光堂から 「白いバレーぐつ」で雑誌「少女」から デビューした牧美也子は 「少女クラブ」で「ナイルの悪魔」 「少女ブック」で「三つの鈴の物語」 「少女」で「青い十字架」「少女三人」と 同時に３本連載をこなすとともに 「なかよし」「りぼん」にも連載を始め 「少女」「少女ブック」「少女クラブ」休刊後は 「少女フレンド」「マーガレット」にも執筆 「なかよし」で 「ひとりぼっち」「花のコーラス」 「星のゆりかご」「白鳥の城」 「りぼん」でこの２作をはじめ 「マキの口笛」「道ふたつ」「銀のかげろう」 「少女」で 「青い十字架」「少女三人」「可奈ちゃん」 「少女たち」「姉妹ふたり」 「少女フレンド」で 「わたしのエル」「はしれフレンド」 「マーガレット」で 「あにき」「水色のひとみ」など発表しますが 次第に画風が可愛さを離れリアル化し 物語も大人の女性が対象になり 女性誌に執筆の場を移し 「星座」「緋紋の女」「源氏物語」を発表 少女マンガには戻りませんでした 人気作なら必ず単行本化される現在と違い 「花のコーラス」「マキの口笛」が増刊号で 「りぼんのワルツ」が増刊号別冊ふろくで 復刻されたことはありますが どれもかなり省略ある「総集編」で 「少女たち」は出版されたことはあるも 未完で入手困難のため 現在「マキの口笛」以外読むことができません 表紙や本体から外れている部分 経年劣化でヤケが出ている部分 色鉛筆でぬり絵がされている部分がありますが ページの抜けはありません 裏表紙のきせかえは人形だけでドレスはなく 過去の別冊やふろくのきせかえと とりまぜて遊ぶようになっています 昭和少女マンガファンのかた いかがでしょうか